第2章

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[ムウ] [魔族] [力]-【200】 [速さ]-【750】 [魔力]-【200】 [知力]-【500】 [運]-【250】 [特殊能力]-【剣術Lv3】-【魔術Lv2】-【隠密Lv6】-【影潜(オンブル・ヒゥヘイム)】 【影潜(オンブル・ヒゥヘイム)】-影に潜むことが出来る能力。影の中で移動する場合は速さが倍になる 黒の装束に身を包み、顔すらも包まれている為顔が見えない。短い剣を二本背中に刺した細身の魔族が膝をついて待機している。人語を話せないのか分からないが何も黙ったまま、膝をついて頭を下げている 「おい、話せないのか?」 「王よ。魔族は基本的には話すことはできると思いますが…」 ロルルアが言葉を発した瞬間にムウの顔が上がり背中の剣に手をかける。何がムウを刺激したのか分からないが怒りの表情であることは分かり、臨戦態勢にロルルアもカイザーも入る 「貴様、我が王の御前で許可も無く言葉を発するとは何事だ」 どうやら話せるようだ、恐らく許可が下りるまで一生喋らず動かずにいるつもりだったのだろうか?なんというかメンドクサイ…ロルルアは性格上問題無いようだが、魔族にはこういった変わり種が多いのだろうか?そうならば面倒だ 「やめろ、ムウ、ロルルア。それとムウ、別に俺の許可なく話してはいけないということはない。いちいち面倒だからやめてくれ」
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