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「来たかデトロイ・ジーザス。ようこそ」
魔王の一言に今まで騒いでいた魔族達がシンとなる
まだ訳の分かっていないジーザスは周りを見渡して人間ならざる者達を見て驚いている様子だ。まあ、当たり前だろう。こんなモノ見たことないだろうからな
「す、すいません。これは一体…デリッヒ王は…」
「すまないな。デリッヒは体調不良で欠席だ」
「僕は一体どうして呼ばれたんでしょうか？」
「本当は魔王である俺の腕試しに呼んだんだがな…レパードとジンライがやりたいと言っているので譲ることにしたんだ…。で、決まったのか？」
カイザーはレパードとジンライへと視線を移す。そうするとまずレパードが前に出るが、すぐにその前にジンライが踏み出す。そして、レパードが踏み出し、ジンライが踏み出す。繰り返して行っているうちに魔王とジーザスの目の前まで進んできてしまった
「どっちがやるんだ貴様ら」
「ミーが！」
「おいどんが！」
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