第19章

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「食べちゃいたいくらい強いわね~あの子…うふふ」 レオニールがいつの間にかカイザーの近くに寄ってきている。もう見なくても分かる程に身体が拒絶反応を起こすようになってしまっている。確かにジーザスの顔はイケメン…いやどちらかと言うと可愛い系か?まあどっちでもいいが…。このままレオニールを引き取ってくれるならジーザスを生かしてもいい、そんな考えを起こすほどだ 「でも、やっぱり一番はダーリンよね~」 「勘弁してくれ…」 「やはりキャンパスでも、ネームの知られた人間というだけあるのだよ」 「痛いんだな~。壁ってこんなに硬いんだな~」 ヨタヨタと立ち上がったジンライの頭からは血が流れている。しかし、それを特に気にする様子もなく…いや、血が流れている事すら気づいてないかのようなそぶりだな。 ああ…口に血が入ってやっと気づいたぞ…
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