第20章-調査開始-

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「ジンギス…余計な事を言うな」 不死鳥の噂とは打って変わって清らかな声に違和感を覚える。女と分かった瞬間から不死鳥が可愛く見えてくる不思議な感覚に見舞われるアッシュであった 「別に女性だとしても関係無いんじゃないかな?名実共に申し分ない...むしろむさ苦しいこの空間が明るくなったようじゃないか」 アッシュは椅子に寄りかかり、カップに入っている紅茶を飲みながらザワ付いている、皆に向けて言い放つ。その言葉にアーサー王も頷く 「さて、そろそろ本題に入りましょうか…」 アーサー王がユトゥに向けて合図を出すと、ユトゥが資料を皆に手渡していく。ここから先の話についてはユトゥが行うのだろう。王国の王と言ってもまだ幼い、王国でも象徴として扱われることが多いだろう。やはり前に出て来るのは世界七大貴族のシグマとユトゥなのだ アーサー王を間近で見ることでステータスを確認できたが、世界七大貴族程ではない。まだまだ成長過程…しかし... (この幼さでこの強さは驚異的だな。魔王君が時間をかければかけるだけ強くなっていく…早急に手を打つ必要がありそうだけど…周囲を囲んでるのが強すぎってのは困ったもんだね)
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