第20章-調査開始-

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「少し休む。馬車の周囲の警戒を頼む…何かあったら伝えろ」 「御意。」 ソンブルは影の中に溶けるようにして消えると気配なども一切なくなる。このソンブルはカイザーがDPを消費してカスタムした特別なソンブルであり、ムウ程ではないが完璧な隠密行動を行うことができる と、その時、カイザーの腰にぶら下がっていた小さな袋から蝙蝠が飛び立ち、カイザーの耳元へと近づく 誰かからの連絡だろう 『王よ。ロルルアだが、今話してもいいだろうか?』 「ああ…ご苦労。大丈夫だ、話せ」 『何かあったのか?随分不機嫌そうだが?』 「いや…今ちょうど睡眠を取ろうとしていたところでな、ちょっと眠いだけだ」
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