第20章-調査開始-

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「てめえは…【隼】…なんで、てめえがここにいやがる!?俺達からリンダを奪って更に何しにきやがった?!」 「リンダはお前のモノじゃない…それにお前はSSランクの犯罪者だぜ?取っ捕まえにきたに決まってんだろ」 「ま、まて…やめろお。俺は【大罪】の奴らに脅されてたんだ…信じてくれえ」 「だろうな…【大罪】の奴等は滅多な事じゃ動かねえ。だが、元々犯罪者のお前達が利用されようが、何されようが関係ない。俺はギルド評議会SSSランク【-覇-】を背負ってる。闇ギルドは殲滅させてもらうぜ」 【隼】と呼ばれた者の右手には銃が握られている。これまた白を基調とし、綺麗な金色の装飾が施されている。銃からは魔力を感じる事が出来るので恐らく【魔法銃】の一種なのだろう 【魔法銃】とはその名の通り、魔法を打ち出すことのできる魔道具の一種である。しかし、隼の持つ魔法銃は普通のものとは違う…神器に近い…いや、神器レベルの武器だろう 「最後だし、選ばせてやるよ。【刑務所】で一生過ごすか、それとも今ここで死ぬか、どっちか選べ」 バンテへと向けられた銃口に魔力が装填されているのが分かる。圧縮された高濃度の魔力だ…受ければ生物の細胞を粉々に消し去るだろう
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