第20章-調査開始-

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暗い場所に転送されたロルルアとジェダイは廊下と思われる場所をゆっくりと歩いていく。魔力による探知を始めるが、今のところ周りに隠れている敵はいないようだ。 「そう警戒せんでも大丈夫だ。ここいいるのは仲間だ…ロルルア、お前も幹部となったのだ。堂々としておればいい」 廊下の奥から感じ取ることが出来るのは深い闇の魔力。ロルルア自身の魔力も魔の者が持っている闇を帯びているがここにいる者達はその上を行く 魔力探知能力は成長を重ね、ロルルアが意識しなくても魔力を感知でき、更に集中力を高めることで目が見えないような状況下でも自分の周囲の地形を把握できる程になっていた。しかし、今の状況ではあまり知りたくない情報も入ってくる…気持ちが悪くなるほど強い魔力が幾つも存在している 大きな扉へと辿り着いたジェダイは扉を開く 中は家具などは一切ない真っ暗な部屋だ…しかし、そこに何人かの者がいることがロルルアには分かった 「新たなる幹部の誕生だぞ…名はロルルアだ」
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