第20章-調査開始-

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自己紹介が終わると今後の計画についての説明が始まる 「当面の目的は【教王暗殺】です。そのためにはジェダイ様の他の教皇である【ダレイン】と【ボルス】の戦力を削ぐ必要があります。ボルスは、国外の信者を多く抱えており基本的に国外での活動がメインとなっておりますが、次期教王候補として有力なダレインは常に教王にくっついて移動を行っております…。今回の作戦は帝国の【狂犬部隊】を使用した作戦となっており、我々はそのサポート役に回ることになります」 狂犬部隊…自身の命を何とも思っておらず、作戦をただただ実行する部隊で、証拠を隠滅するために自害も躊躇わない恐ろしいやつらだ。帝国の影として動く彼らを率いているリーダーは四帝将と同等の実力だとも言われている 「まず暗殺作戦決行までにダレインの部下を減らす必要があります。これはダレインの持つ支部を襲撃し破壊することが最適かと思われます。【ジーゼル&ロンフェイル班】そして、出雲と組んでもらうのは私に代わってロルルア様になります」 (出雲…あの気難しそうな男か…しかし、悪いやつではない気がするのだが…いや…犯罪者Zランクの時点で悪いやつか) 「我、頼、ロルルア」 「出雲。よろしく」
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