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「は～愛しのダーリンに会いたいわ～、はあぁ…」
「だったらミーの傍に寄らないで欲しいのだが…」
「それは無理よ～。だって、人肌恋しいんだもんっ」
「やめてくれ…ミーにはそういった趣味は無いのだよ。高貴なるこのレパード様のイメージが…」
「ドンマイでござるよ」
「貴様ら。静かには。できないのか。」
王国と教国の国境付近にある山道…いや獣道を歩く魔王軍がいた。この遠征組を率いているのはドゥキエルである
魔族の中でオモカゲに次ぐ実力を持つ。幾度となく再生を繰り返すうちに鎧はゴツゴツとした形状になり、歪な形をした者へと変化した。しかし、それは見た目こそ悪くなったものの強度は初めとは比べ物にならない程になっている。オモカゲの剣技を持ってしても一発では切れない鎧にイージスの盾による再生能力の強化。【魔王軍の不沈戦艦】といってもいいだろう
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