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ドゥキエル、レパード、レオニール…そして、見慣れない侍の魔族が一人…
「旅は道連れ、世は情けっていう言葉もあるくらいでござるから…そうかっかしなさんなドゥキエル殿」
「ふん。貴様も。煩いの内一人なんだぞ。既に敵陣だ。静かにしろ。」
「いや~ん、怒ったドゥキエルちゃんもカッコいいわ~。その低音ボイスで私を逝かせて頂戴」
「貴様。あの世へ。逝きたいのなら。早く言え。」
「あの世に逝っちゃうくらい逝かせてくれるのね~ん。あ~ん、痺れちゃう~」
「そのクネクネとした動きどうにかならないのかね…ミーは不快でしかないのだよ」
レパードはやっと解放されたので、レオニールと距離を取って歩いている。今は標的がドゥキエルに移り、ドゥキエルにくっついているが、ドゥキエルは気にする様子はない。腰をくねらせてレパードでなくても不快に思うだろう
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