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スザクマルに背を向けて走り去る
「ふん…逃げるのもまた戦術でござるよ」
スザクマルはグレンデルに追いつけないと判断をして、追わなかったが、そのグレンデルの逃げた先でドスンッという鈍い音が響いて闇を注視する
「グオラアアアアアアッッ!!!」
そこにいるのは先程のグレンデルの大きさの約2.5倍の大きさを持ったグレンデルであった
「群れの。ボスだな。逃げた奴を。殺したようだ。」
「むむ…敵と言えど自分の仲間を傷つける輩は、拙者許せぬでござるよ!!!」
両手にトマホークを持った体長3mはある巨大なグレンデルがゆっくりと歩き寄ってくる。もはやここまで大きいと子鬼などではなく、完全に鬼である
「ふむ…なかなかの威圧感…身体が痺れるでござるよ」
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