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身体の6割が痣に包まれると、地面を蹴る
勢いよく蹴られた地面は凹み、その威力に耐え切れずにポーレライの元居た場所が吹き飛んだ。その勢いのままに槍を向けてグレンデルへと猛突進していく
「グラアアアアアアァァァ!!」
雄たけびを上げたボスはクレイモアを振り降ろす、向かい来るポーレライに一切の恐怖もないのか、避ける気配もない…正面から攻撃を受け止める構えだ
ポーレライの持つ槍が黒い炎を纏う
「行くぜ!!!!」
槍がクレイモアを捉えると黒く変色して朽ち果て、槍を防ぐことは適わない。勢いが衰えることなく槍がボスの身体を貫かんとする
ボスは朽ち果てたクレイモアを手放すとその手で直接、自分へと向かってきていた槍を掴む。ボスの手が黒い炎に纏わりつかれるが、朽ち果てることは無い。魔力を纏わせて耐えているようだ
その逆の手に持っていたクレイモアを振り上げるとポーレライへと振り降ろす
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