第21章-調査2-

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レオニールの召喚によってサーチバットを何体か召喚し、川の周りに配備する。これでドゥキエルの探知範囲外から敵が来てもすぐに把握することが出来る。ドゥキエルとしては【クウォール・アリュート】と【イージスの盾】の合成を行いたい魔王の為にもDPは極力抑えたいと考えていたが、この疲労がたまった状態ではまともに探索も行えないと判断して召喚を許可した 山の木々には多くの果物が実っており、見たことの無い、味わったことの無い、食物であったが、魔族達は気にせずに食していく。彼らの消化器官は人間のそれよりも強力に出来ていて、多少の毒などを食したとしても死ぬことは無いし、食べ物程度で腹を下すこともない ドゥキエルもゆっくりと睡眠を取る事にしたようで、地面で横になって寝転がる。城では基本的に【和室】と呼ばれている特別な部屋を魔王から借りているドゥキエルは、【畳】と呼ばれる床の上に布団を引いて寝るので地面に寝るのは苦ではないらしい レパードとレオニールは城ではベッドを使用している為、遠征中はなかなか寝つけていないらしい…レオニールはなんだかんだ言って気持ちよさそうに寝ている気がするのだが…いつも引っ付かれて寝ているレパードの寝顔は苦痛以外の何物でもない スザクマルは城でも遠征でも片膝を立て、相棒である【月光丸】を立てて、月光丸を掴みながら寝ている。本人曰くこれが一番落ち着き、そして危険が迫ってきても対応できるとのことだ 夜中、他の者は寝ているがドゥキエルだけが目が覚める。いつも長時間寝ないので、起きてしまったのだ
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