33981人が本棚に入れています
本棚に追加
1時間は経ったころ…ドゥキエルが懐に持っていたサーチバットが反応して動き出す
「来たか。」
「でござるな。」
「どうしたのだよ、二人とも?」
「いや~ん、何か来たの?こわーい」
恐らく設置されていたサーチバットの眼に映ったのだろう。スザクマルが突然飛び上がると木々の生い茂る道へと走る
「レパード。スザクマルに。続け。急げ。」
「ミ、ミスタースザクマル?…な、何だと言うのだね…まあ行くのだよ」
走り去っていく二人を訳が分からないと言った表情で見つめるレオニールを担ぎ上げるとドゥキエルも二人の方へと走る
最初のコメントを投稿しよう!