第22章-真実と別れ-

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「何?!…ドゥキエルが?レオニール、レパード、スザクマルがいても適わない相手なのか…」 カイザーは動揺を隠すことはできない。もし強い敵と当たっても時間を稼ぎ、逃げ切れるようにレオニールには召喚、合成の自由を与えている。それを行っても逃げ切れない相手… 「ドゥキエル殿以外は、逃げるようにとアレニエ殿が判断されました…」 「何?…それほどの相手だということか…とにかくサーチバットの繋がる所まで行くぞ」 カイザーはそういうと、何のためらいもなく、【闇に蠢き轟く者】…通称ポチを発動する。ソンブルのようにカイザーの影から這い出てきた化物はカイザーの意思によって形を馬のような姿へと変える 「行け!!」 ミネロとマサヨシを残し、あっという間に地平の彼方へと走り去ってしまった
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