33981人が本棚に入れています
本棚に追加
「何?!…ドゥキエルが?レオニール、レパード、スザクマルがいても適わない相手なのか…」
カイザーは動揺を隠すことはできない。もし強い敵と当たっても時間を稼ぎ、逃げ切れるようにレオニールには召喚、合成の自由を与えている。それを行っても逃げ切れない相手…
「ドゥキエル殿以外は、逃げるようにとアレニエ殿が判断されました…」
「何?…それほどの相手だということか…とにかくサーチバットの繋がる所まで行くぞ」
カイザーはそういうと、何のためらいもなく、【闇に蠢き轟く者】…通称ポチを発動する。ソンブルのようにカイザーの影から這い出てきた化物はカイザーの意思によって形を馬のような姿へと変える
「行け!!」
ミネロとマサヨシを残し、あっという間に地平の彼方へと走り去ってしまった
最初のコメントを投稿しよう!