第22章-真実と別れ-

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「…聞いた通りじゃよ。【王国の国家指定ギルド:和平聖騎士団】の団長であり、パルミラ家当主である、パルミラ・シンシアの実の兄【パルミラ・スカイ】とその副団長で、共和国潜入工作員であったポーレライの2人を相手にしているということじゃ」 「な…」 カイザーは瞬時に理解する アレニエの判断は正しいと… ポーレライの正確な戦闘能力については未知数 しかし、それ以上にパルミラ・スカイと言えば、正規ギルドSSSランク確定とまで言われた【和平聖騎士団】の団長、そして、パルミラ家の当主でありながら、その地位を妹のシンシアに渡した男だ… つまり、世界七大貴族の本当の力を持っている人間である 『戦況としては…ドゥキエル様が、山の中を逃げつつ再生能力で時間を稼ぎ、他を逃がしている状態にありますわ。しかし、ドゥキエル様と言えどどこまで持つか…』
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