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既に瀕死？
あのドゥキエルが？
始めこそ、無駄に自信家で、仲間にもきつかったがあいつは大きく成長した。アッシュを師と仰ぎ、オモカゲをライバルと呼び、常に向上心を持ち続けたあいつが？
「ドゥキエルを救いに行くぞ…アレニエ。魔王軍を招集し、すぐに軍を出せっ！！こちらもすぐに向かう」
『…それは無理だ。…魔王君』
突然会話に加入してきたのは、魔国にて【王国・魔国同盟】の会議に出席しているアッシュであった
「アッシュ、貴様...会議で洗脳でもされたのか？黙れ魔王命令だ」
『落ち着くんだ魔王君…この状況は非常にまずい。ほんの数刻前に会議は急に中断された…アーサー王とユトゥ、シグマは急いで王国へと帰国していったよ…恐らくドゥキエル君たちの情報を伝えられたのだろうね』
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