第22章-真実と別れ-

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「と言いたいところだけど…ここで主役の登場って訳よ…」 ドゥキエルとポーレライのちょうど真ん中に降り立った騎士が一人... 見た瞬間にドゥキエルの身体が強張る 二本の剣を背に携えた長髪の似合う整った顔の青年… いや、ドゥキエルから見れば悪魔でしかない 「何が主役だ、死にぞこない。共和国から無事生還したと思ったら…こんなところで油を売っているとは…副ギルドマスターが聞いて呆れる」 右肩にあるのは【七輪花】の紋章 左肩にあるのは【王国】の紋章 これが意味するのはただ一つ…パルミラ家当主の座を妹のシンシアに渡し、王国国家指定ギルドを率いる【パルミラ・スカイ】である
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