第22章-真実と別れ-

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これが、世界七大貴族の当主を任される者の実力… (身体が震える。封印地での八岐大蛇とは違う。オモカゲは。よくアリュートと戦えたな。) スカイのある程度の情報は魔王軍の参謀であるアレニエの情報網によって調べ上げられている 背中に背負う双剣は【神器・蒼炎紅氷】 青く輝く剣は、炎属性を持った蒼炎剣 赤く輝く剣は、氷属性を持った紅氷剣 神器の中でも双剣は特に扱いが難しい武器に分類される。その理由として、単純に神器という特別な装備を2つ同時に扱うということが普通は不可能だからである アリュートは、【アスカロン】【イージスの盾】と二つの神器を扱っていたが、あの芸当ができる者は極僅かである 神器一つでも、力の無い者が持てば死の危険がある代物で、二つを持つなど人間の領域を逸脱していると言っていいだろう 「ポーレライ、お前はそこで休んでいろ。俺がこの鎧を叩く…既にアーサー様にも通達はしたからこちらに向かってきてくれているはずだ」
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