第22章-真実と別れ-

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再生能力もフルに活用しているが、追いつくはずもない 傷ついた箇所を集中的に再生させたいところだが、そんな集中をさせてくれるスカイではない。攻撃の手を休めるわけもなく、確実にドゥキエルを傷つける (手も脚も出ない。歯が立たんな。これが。世界七大貴族の。実力か。) 一度大きく地面を蹴ると、スカイとの距離を空けて体勢を立て直す 「スカイの兄貴、俺も戦うぜ~。とりあえず応急的な処置はしたから大丈夫っしょ」 「無理するな。俺一人で十分だ」 ドゥキエルの背後の茂みからポーレライが現れる。臓器を幾つか破壊されたはずだが、槍を持ってピンピンしている 「全く、お前の【闇の刻印】は便利だな」 「だろ~。失った臓器として体内で使えるとか便利っしょ」 どうやら【闇の刻印】で臓器を代替えしているようで、口から血も出ていない。その代り、身体の表面の刻印の面積は減っているようだ
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