第22章-真実と別れ-

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「アーサー様の到着を待たずとも、終わりそうだな」 「そうだね、サクッとやっちゃいますか」 絶対絶命…右腕の再生は完了していないし、身体の至る所に蒼炎剣によるダメージを受けてしまっている。まともに動ける状況ではない しかし、ドゥキエルは内心笑っていた (俺にとっては。好都合。貴様らに命をくれてやる。しかし。貴様には共和国の情報と共に。消えてもらうぞ。ポーレライ。) スカイが高速で突っ込んでくる。それを大きく躱し、次に来るポーレライの攻撃を左腕で弾くとポーレライの顔面へと頭突きを行う しかし、ポーレライの顔に刻印が集まり、頭突きによるまともなダメージは与えられていない無いようだ。それどころか、ダメージを負っていたドゥキエルの頭鎧にひびが入ってしまった 一瞬怯んだところを後ろから迫ってきたスカイの紅氷剣が襲い、背中から胸にかけて貫かれてしまった
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