第22章-真実と別れ-

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ドゥキエルは、再生しかけていた右腕に【除魔爆弾】を握っている 魔力を退けて、魔法による防御を不可能とする魔道具… この距離なら確実に二人共殺すことが可能だろう しかし、自分自身も耐えられるかは分からない 「【-発動-】」 ドゥキエルの右手の中にある小型の球体は、その秘められた威力を発揮する。圧縮され、押し固められていた魔力と魔法陣が一気に弾け飛ぶ 球体から広がる魔力は、拡散を続け、ポーレライの身体を巻き込んでいく。紅氷剣が抜けないと判断したスカイは手を放すとかろうじてドゥキエルから距離を取る事に成功したようだ 「ポーレライ!!!!」
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