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マサヨシが高校近くの公園を通りかかった時、また怒声が聞こえてくる
「あいつら!!」
走り出してすぐにマサヨシの脚が止まる
公園に集まっているのは自分の高校、他の高校、合わせて30人程で一人の生徒を囲んでいるのだ。こんなもの突っ込んて行けば死にかねない…。囲まれているのは間違いなくユウキだ
マサヨシは動くことが出来なかった。警察を呼ぶことも、先生を呼ぶことも、何もできなかった
一通りの暴力が済み、不良たちが去った後に、ユウキへと駆け寄っていく
「ユウキ!ユウキ!大丈夫か!?」
この前とは違い、体中に傷があり、制服も泥まみれのユウキが倒れていた
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