第23章-正義とマサヨシ-

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マサヨシが高校近くの公園を通りかかった時、また怒声が聞こえてくる 「あいつら!!」 走り出してすぐにマサヨシの脚が止まる 公園に集まっているのは自分の高校、他の高校、合わせて30人程で一人の生徒を囲んでいるのだ。こんなもの突っ込んて行けば死にかねない…。囲まれているのは間違いなくユウキだ マサヨシは動くことが出来なかった。警察を呼ぶことも、先生を呼ぶことも、何もできなかった 一通りの暴力が済み、不良たちが去った後に、ユウキへと駆け寄っていく 「ユウキ!ユウキ!大丈夫か!?」 この前とは違い、体中に傷があり、制服も泥まみれのユウキが倒れていた
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