第23章-正義とマサヨシ-

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それ以来、ユウキは学校へ来なくなった。家に行っても部屋に閉じこもったきりで出てこないと言う そして、12月に入ったある日 ユウキは、自殺した 度重なるいじめ、カツアゲ、による精神的異常をきたしたユウキの心は耐え切れなくなってしまったのだ 遺書と思われる文章には、いじめ、カツアゲをした不良の名が書かれており、当然その中にマサヨシの名は無かった しかも、親や知り合いへの感謝の言葉などの中にマサヨシへ向けられた言葉…いや、マサヨシの名前すら一度も文章中に出て来ることはなかったという
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