第23章-正義とマサヨシ-

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中から漏れる瘴気の濃さは尋常ではない ここは人間はおろか、生物…いや、魔物でも生きていることは困難だろう 「何が書いてあるんだろう…」 扉に刻まれているのは魔術式だろう。しかし、この世界の文字、術式、の基礎しか知らないマサヨシには理解することはできない マサヨシは拳を握ると魔力で肉体を強化する。圧縮された魔力はマサヨシの拳に乗って扉へと放たれる 「っく...まったく動きもしない…」 マサヨシが扉を殴ってから数秒すると突然渓谷内に声が響き渡る 『外部からの攻撃を確認…魔力を照合中…….データに無い魔力を確認。【敵】とみなします…封印者の情報を元に【守護獣:阿修羅】を召喚』
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