第23章-正義とマサヨシ-

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マサヨシはシェガ家での演習を思い出していた。シェガ家では最終的に自分の120%のクローンと戦闘を行って勝利する事ができた。時間にして2日と7時間かかったが、自分を超えることはできたのだ (こいつが俺の動きを読むならその想像を越えればいい!!!) 回復完了と同時に爆発を起こしてマサヨシが飛び出していく。阿修羅の顔の表情は変わらない、六本の腕の内二本を防御体制へ、四本を攻撃へと回す構えだろう 剣の当たる距離から振り降ろしていくと、阿修羅は腕でガードの体勢に入った 「おらっ!!!」 腕に当たる瞬間に爆発が起きて阿修羅の腕にダメージを与える、烈火粉塵斬鉄剣は爆発の勢いで振り上げられて再度マサヨシの頭上に構えられると、今度は右から左へと薙ぎ払うようにして振り込まれる 残りの腕で何とかガードしようとする阿修羅の腕を再度爆発が襲う 「うぐがあっ!」 阿修羅に中途半端なフェイントは効かないだろう、その為、剣は全力で振るっている。全力で振るった剣が爆発で再度戻ってくるのだ、それを受け止めている腕には千切れるほどの負担が襲い掛かってくる
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