第23章-正義とマサヨシ-

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マサヨシの腕からは抑えきれない威力に耐えかねた皮膚が破けて血が流れている。筋肉も限界を超える程に傷を負っているのは間違いない その傷を瞬時に回復させて、再度剣を振るって爆発を起こす 回復をすることはできても、腕にくる痛みは毎回味合わなければならないのだ、常人であれば痛みに気絶する事は間違いないだろう 幾度となく繰り返される爆発に阿修羅も傷を負っていく マサヨシのような超速回復の無い阿修羅は傷を蓄積させていくしかなかったのだ。自分が攻撃を受けてしまうパターンを考えていなかったというのか、阿修羅からの反撃の様子は全くと言っていいほどにない 「うらああああ!!!」 マサヨシの気迫に押されるようにして若干後ろへと後退を始める。それを見たマサヨシは爆発の威力を高めて阿修羅を本格的に追い詰めようと攻撃を重ねていく 阿修羅の腕は爆発によってただれ、何の液体か分からない黒々とした液体が流れ出しているのが分かる
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