第23章-正義とマサヨシ-

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俯いたマサヨシの顔がニヤリと笑う 「喰らえ…【神器・烈火粉塵斬鉄剣】...遠隔爆発スペシャル地雷モードだ」 近寄ってきた阿修羅の足元が紅く輝く、それでも刀を振り切ろうと手を伸ばした阿修羅だったが、地面に埋め込まれた地雷式の起爆魔法が発動して阿修羅の身体を吹き飛ばす 「ふげっ!!」 マサヨシも爆発の爆風によって壁に打ち付けられて情けない声を放ってしまった 「これで…終わってくれよな」 爆発は今までで最大の威力を持っており、地雷を仕掛けた角度によってマサヨシのいた場所とは反対側に向けて爆発が発生している為、マサヨシはほぼ無傷で済んだのだ。当たれば即死級の爆発…腕で耐え切れない為、地雷として使うしかない 爆発による煙幕が晴れてくると、その爆発がどれだけの威力を持っていたかが分かってくる。地面は抉れ、岩は砕け、大穴の空いた爆心地には溶岩のようなモノが流れている
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