第24章-心の火-

5/31

33979人が本棚に入れています
本棚に追加
/1840ページ
街中には一般人もいるが、カイザーには関係ない 騎士もろとも斬り裂いていく 突き進むカイザーが向かう先にあるのはバジェットの王宮 国の者全員を相手にしてDP(ダンジョンポイント)を稼ぎ、新たなる魔族を生み出すつもりなのだ。この作戦はカイザーの単独作戦。作戦といえぬほどの幼稚な行動である。ドゥキエルが死んだ怒りのみを持って戦っているのだ 「止まれ!!これより先には通さんぞ!!」 「武器を構え!侵入者を袋叩きにするのだ!」 「我らバジェットに喧嘩を売ったことを後悔させてくれる!!」 騎士達は声を荒げて武器を抜き、盾を構え、王宮へと走ってくるカイザーに備える。そんな騎士達をあざ笑うかのようにカイザーが発動した魔法陣から『破滅』が生れ落ちる 全長5mはある狼型の黒い影はカイザーを乗せて走ると城門を護っている騎士達を食した
/1840ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33979人が本棚に入れています
本棚に追加