第24章-心の火-

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ハイリアの一括に部屋の中はシンとなる 魔王を侮辱する行為は基本的に魔族、契約で縛られた者にはできない。しかし、アレニエのそれは、深い深い魔王への愛から生まれた発言であり、侮辱ではない。その為、アレニエに対してのお咎めは起きないのである そして、ドゥキエルの死を軽視したような発言も同様に本当に軽視しているわけではない。任されている仕事である魔王軍参謀としての役割を果たすために最善の判断と発言をしているにすぎないのだ 「...ドゥキエルじゃなければ、他の魔族3体、【神器・イージスの盾】も同時に失っていたじゃろ。そうなれば魔王軍は壊滅もあり得た。今回はドゥキエルを讃えようじゃないか…。しかし、魔王の行動は賢いとはいえぬぞ」 「確かに大量のDPを得て、兄とイージスの盾を合成することは強い魔族を召喚することになると思うけど…派手に帝国で動くのは得策ではないね」 「案の定魔王様は、皇帝に最も近い3人の一人、千剣帝のいるバジェット王国を攻めているようですわ…オモカゲ様に後を追わせて正解でしたわ」
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