第24章-心の火-

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「拙者の名は、オモカゲ…お主は、【千剣帝】…ロクス殿とお見受けする」 「いかにも。君が持っているのは神器かな?刀の神器は幾つかあるけど…見たことの無いものだな」 「【神器・村影】…元の名は【神器・村雨】といったはず」 「元の名?神器が進化したとでもいうのかい?」 村雨の名は世界でも知っている者はいる。しかし、神器の名前が変わるなど通常ではありえない。合成の概念を知らない人間の純粋な反応だ しかし、普通の者ならば神器の名が変わったと聞いて警戒を強めるが、ロクスは違う。更にオモカゲに興味が湧いたようで口角を上げて不吉に笑う 「お主は妙だな…神器のような巨大な反応がありながら、武器はこの同じ形状の剣…お主何か隠しておるな?」 「ふむふむ…君は察しが良いね…。その通り、神器所持者だよ」
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