第24章-心の火-

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「それを邪魔しに来たというなら阻止するまで…我々には時間が無いからね。余命残り1年ってとこさ…今一番強くなった時期だろう。これからは神の力に触れた罰として衰退していくのさ」 「なるほど…では拙者達が引けばお主は逃がしてくれるのか」 「君の主は、バジェットの騎士を殺し過ぎた…上級騎士すら相手にならなかったようだから大したもんだよ。でも、逃がせないね…殺さず戦力に加えたいところだ」 ロクスの纏う空気が変わる。床に散らばっていた剣たちが浮き上がって魔力を纏う。オモカゲもそれに合わせて集中力を最大に持っていく 「【千剣神速・羅漢】」 ロクスの言葉に反応して剣が集まり、一つの集合体になる その矛先はオモカゲだけを向いており、千の剣による一斉攻撃であることが理解できる 「…拙者も全力で止めさせてもらう!!【村影式・奥義・憑依】」
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