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「それは仕方ないのう…まあ、ドワーフ族がワシらに敵意が無い事が分かれば大丈夫じゃろ」
「人間に仕返ししてくれるなら敵意なんてないし…むしろ協力できそうなことがあれば力の限り協力する。みんなも納得してくれると思うぞ。んで、あそこであんな強い化物を相手にしている侍は何者なんだ」
ドワーフは刀を振るってヴェーダラ2体を相手にしているオモカゲを指差す。ヴェーダラの戦闘能力は低くないその証拠にオモカゲが接近戦で倒し切れていないのが証拠だろう。そして、あの再生能力はヴェーダラの数が多ければ多いだけ脅威となる
しかし、流石はオモカゲと言ったところだろう
近距離、遠距離、どちらでも対応できる剣技を持ち、身体能力も群を抜いている
「あやつが魔王軍の最高戦力じゃな、言ってしまえばクウォール・イザベルを素材としてできておる」
「ほ~、クウォール・イザベルを…あえ?クウォール・イザベル?!そんなビックネームが出て来るとは…しかし、どうやって…」
「魔王の能力の一つ、魔物、魔族の生成によるものじゃな。強い素材を使えば強い魔族が生まれる。お前達ドワーフを素材にした者もおるぞ」
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