第26章-四帝将-

4/39

33978人が本棚に入れています
本棚に追加
/1840ページ
皇帝の歩く【帝道】の途中に2人の人間と1人の巨人が頭を垂れて膝を付いているのが見える 「おかえり、シュナイデル」 「おかえりさないませ。皇帝様」 「おかえりでしゅ。皇帝しゃま」 初めに発言したのは四帝将が一人【巨人族・ゼッシュ】だった。身長は3m程あるだろう。今は彼以外存在していないとされる【巨人族】の平均的な身長は30mで、大きい者では50m、最大で100mを越えた者もいたらしい。髪は剃られており、スキンヘッドで筋骨隆々の体を持っている 背中にクロスするように背負った2本のトマホークは、彼と同じく3m程の大きさである 巨人族の身体は強固であり、打撃、斬撃、爆撃、魔法、ありとあらゆる攻撃から身を護る鎧となっている。その為、ゼッシュは鎧の類を身に付けたりしない、かつての巨人族にはなかった俊敏な動きとかつての巨人族たちと同等の力を持っている その強さは、王国の世界七大貴族グーオ・シグマを相手に互角以上の戦いを行ったほどである
/1840ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33978人が本棚に入れています
本棚に追加