第26章-四帝将-

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そして、最後に発言したのが幼女体型の魔導師【ミラージュ】である 見た目は子供のように幼い、しかし、その魔力は【魔国・魔導王】に匹敵すると言われる。齢は不明であり、本人に齢を聞いたゼッシュが魔法によって全身に火傷を負うという喧嘩が起きたことがある 元々は魔国の大魔導師だったが、【魔導王】【六賢者】の考えとそりが合わず帝国に亡命してきたと本人は言っている しかし、その実態は嘘だろう ミラージュは皇帝の大ファンなのである。ファンというか本気で好いているのだろう。いつでも皇帝にくっついており、幾ら邪魔者扱いされようが皇帝が自分の邪魔だと言ってくれるだけで幸せらしい ミラージュの魔力の最大の特徴は【腐属性】にあると言えるだろう。全てのモノを腐らせる魔力を持ち、敵の身体、武器、魔法に至るまで腐らせ衰えさせるのが彼女の魔力である 共和国にある沼地…魔王たちの最初の根城は、彼女の魔力による実験結果と言っていいだろう。本気を出せば草木の生えない地を創り出すこともできるのだ
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