第26章-四帝将-

11/39

33978人が本棚に入れています
本棚に追加
/1840ページ
「そういえば楽しみにしていた…例の封印地はどうでしたの?」 ラメシアは再び歩き出した皇帝の後ろから声をかける。魔国を訪れる理由については四帝将にはあらかじめ話てあり、シェガ家と共に探し求めていた” それ ”については彼らも興味があるのだ 「ふん…龍人族の眼を掻い潜って、目的地に到着したが、無駄足だった。やはり、七種族の力が必要か…こんなことならば封印の段階で…」 「そうなのですね…それは残念でしたわ。あら…最後に何か言いかけました?」 「なんでもない。アギトが今後も調査を続けるとのことだったから任せてきた、それだけだ」 2人の会話を裂くようにして一人の騎士が【帝道】に走り込んでくる。相当焦っているようだが、皇帝が通っている【帝道】に入り込むなど、もし大したことで無ければ即座に首を切り落とされる 「なんだ、この阿呆は…」
/1840ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33978人が本棚に入れています
本棚に追加