第26章-四帝将-

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攻め込んでくる敵は、敗戦して退却をしてくる、師団長2人を含む帝国軍を追いかけているようだ。騎馬隊、歩兵、弓兵、盾兵…色々な兵種があるが鋼拳のガインズの軍団はほとんどが騎馬隊のようだ。移動速度が速く、既に帝都から視認できる距離まできていた 「随分と深くまで攻め込まれたな…余が皇帝となってからは初めての事ではないのか?」 「そうでしゅね、記憶にないかもしれないでしゅ」 帝都の周りを囲んでいる壁の上に上り、攻め込んでくる【鋼拳のガインズ】の軍勢を眺めている残りの四帝将と皇帝の顔色は涼しい。ここまで攻め込まれたとしても焦るようなことではないし、前四帝将と言えど相手ではない…これが3人に共通する考えだろう 「時にローよ。逃げ帰ってくる【師団長2人】は誰だ」 「…師団長の名前など私も覚えてはいないのですが…あの顔は【6番】【7番】の番号持ちだった気がします」 「そうか…雑魚はいらん。ミラージュ殺せ」 「はいでしゅ!」
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