第26章-四帝将-

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まさか、防衛ラインを突破されるとは思わなかった…。どんな軍勢だろうと我ら師団長が二人いれば相手に出来ると思っていた。あの3国同盟のロクス、ラグラ、フェルメス以外ならばとるに足りないと思っていた しかし、その考えは甘すぎたのだ 【鋼拳のガインズ】 強固な鎧に身を包み、両拳には魔力加工の施されたナックルを装備している。身体の大きさは2m越えの巨体でその一撃は巨人を思わせる一撃だ 実際戦ってみて思ったことは…次元が違う 地面ごと薙ぎ払う拳は一撃で、数百の騎士団員達の命を奪っていった。奴の下についている騎馬隊も統率がとられており、大将であるガインズが拳で作った道を一気に突破してきた 「なあ…俺達処刑されんのかな?」 7の番号を持つ、ローに名前すら憶えられていない騎士が6の番号を持つ騎士へと話かける。二人の表情は必至という言葉以外では置き換えられない表情だ
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