第25章-ドワーフ族-

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「今神器と呼ばれているモノの中にもドワーフ族が作ったモノが混ざっていると聞いたことがあるが…あれはどうなのだ?」 「そうだな…オラ達ドワーフ族には見分けられるが、普通は無理だな。…確かに【神器】と呼ばれている武器にドワーフ族の製作物は混ざっている。神の所業ともいえる鍛冶能力で作られた武器防具達でオラ達も作ろうと思って作れるものじゃない…。う~ん、一番分かりやすいところでいくと、帝国四帝将の剣帝・ローが扱っている【デュランダル】はドワーフ族の製作物だな」 デュランダル…帝国の国宝として保管をされていた剣 「あのデュランダルには、只ならぬ力を感じることが出来る…一体あの剣の能力は何なのだ」 同じ剣を扱うオモカゲとしてはローの強さに興味があるのだろう。実際にローを生で見たことの無いオモカゲだが、サーチバットを通してローを見た際に何かを感じ取ったのだろう 「デュランダルの能力は口で説明するのは難しいな...まあ、固有能力の名前は【不沈不屈】。簡単に言うならば使用者の持つ能力の限界を常に超えた状態に保つ能力だな」 「…つまり、どういうことじゃ」 説明を受けたハイリアとオモカゲだったが、その説明を理解することが出来ない
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