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え?
時を経つのを待つって何を待つって?
え~っと 自分の時間?
彼にだってあるさ それくらい
なにか 異変が起ころうとも 怪異に襲われようとも 身に危険が迫ろうとも なにもしないのだろうか・・・
目の前に ありえない現象が起こっていたとしても それは例外なく行くのだろうか
突然やってくるは いつも限って危機ばかり
身を案じることも虚しくなる一方 死をも恐れぬ心へなりつつあった
しかし これは そうだろう
心皆無 のほほ~ん状態
道路飛び出し 車来ませり・・・
えぇ 皆さんの想う通りのことが起こります
死ですね。
え?違う?異界へ行けるフラグ?
彼は轢かれなかった それは近くにいただれかのおかげしかし怪我をしたため そのまま病院に・・・
しかし 回避はしたものの 重症は免れなかったようす
複雑骨折程度で済まされた
来た車 高速でしたからね・・・
そうこうしているうちに 治療は進み すぐさま とは行くわけもないですが 小説ってずるいですね
~1ヶ月後~
これで 時間進むんですから ありがたいものです
さてさて 退院となったわけですが 当の彼は当時から鬱状態
しかし 二度目は起こさぬ と そこらの医師たちが身を持って家まで送り届けたそうです。
それから 数日後
完全復帰した 彼はまた学校に通うようになり 憂鬱すぎる毎日を過ごしていました。
そんなある日の下校日
再び 危機が訪れる
偶然?必然?定められし未来?使命?死命?
全く同じ車 無論運転手も同じ が 彼に襲いかかる
『今度こそ』
そう 車の人は 言い放ち 狙い定めたかのように 襲いかかる
当然 轢かれる そう 今回は助けなく轢かれ
車の人はそのまま過ぎ去った
後日談として
車の人は その後永遠に見つかることはありませんでした
車はもちろんその人の存在すら消えたかのように・・・・
事件を忘れられていた?
それありえません
だって それ以来 とあるニュース番組では毎日?いや毎月?まぁ一定期間につき報道をしているくらいです
なにせ その近くに見合わせた人も
『今度こそ』というフレーズに耳を傾けていましたから
その怪異?にとりつかれたのでしょう
マスコミとかそこらへんのやからが
そんなわけで 忘れられるわけもなかったのに・・・・
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