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聖子ママのぽんぽこ料理。
「それでは、お料理教室を開催しちゃいま~す」
ふりっふりのエプロンを付けた聖子ママが、カウンターの中でポーズを取る。
「聖子ママのぽんぽこ料理、始まり始まり~」
「それを言うならへっぽこの間違いじゃないの?」
カウンター席から白い目でこちらを見ているのはめぐたんだ。
「コイツに料理教えろとは言ったけど、なんでこんなこと・・・」
なんと、今日はめぐたんがホームビデオカメラを回している。
珍しいこともあるものだ。
それは、聖子ママが言い出したことからだった。
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