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「こんばんは……あなた達は誰?」
女の子は私達に訪ねてきた
[私は虹夢彩夏よ]
「私は、
虹夢夏々です」
私達は女の子に名前を言った、
「あなた達は狐鳥の友達ね?」
[やっぱり、
あなたが鈴蘭さんなの?]
「はい……私は鈴蘭、
狐鳥は私の兄です」
[知っているわ、
狐鳥に聴いたから]
「そう、
良かったわ!あなた達に会えて、
私凄く嬉しいです」
「私達兄弟は鈴蘭神社の守り神と言われています……でも私と狐鳥は本当の兄弟じゃないんです」
[えっ……どういう事?]
「私もあなた達と同じ人間なんです……」[やっぱり!人間にしか見えないからびっくりしたんだけど、
鈴蘭は人間なんだ?]
私は単刀直入に言った……。
「勿論私達が兄弟で無いことはお互いに分かっています、
私達は鈴蘭神社で育ったので兄弟みたいなものなんです……」
[そうだったんだ!]
「はい、
」
鈴蘭はそう小さく頷いた。
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