0人が本棚に入れています
本棚に追加
「なるほど!」妹は納得したように、
うんうんっと頷いた。
[何故鈴の音が聴こえるの?]
(あれ私朝、
鈴の音を聴いた気が?)
ふと、
今朝の事を思い出した。
何故と言われても、
私も良く分からないよ。
[僕が話すよ]
急に狐鳥が静かに語り始めた。
[鈴蘭神社の鈴の音は誰かに危険を知らせる者なんだ、
そして人々を守るのが鈴の音の役目って訳!]
[人々に危険を知らせる者?者って何かが守っているの……?]
[うん、
それは僕と 鈴蘭だよ]
[鈴蘭?]
鈴蘭神社と同じ名前だと言う事に皆は驚いた様子だ。
[鈴蘭って守り神?]
[うん、
鈴蘭は僕の妹なんだ]
[鈴蘭神社には2つの守り神が居たの?]
最初のコメントを投稿しよう!