第4話

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「なるほど!」妹は納得したように、 うんうんっと頷いた。 [何故鈴の音が聴こえるの?] (あれ私朝、 鈴の音を聴いた気が?) ふと、 今朝の事を思い出した。 何故と言われても、 私も良く分からないよ。 [僕が話すよ] 急に狐鳥が静かに語り始めた。 [鈴蘭神社の鈴の音は誰かに危険を知らせる者なんだ、 そして人々を守るのが鈴の音の役目って訳!] [人々に危険を知らせる者?者って何かが守っているの……?] [うん、 それは僕と 鈴蘭だよ] [鈴蘭?] 鈴蘭神社と同じ名前だと言う事に皆は驚いた様子だ。 [鈴蘭って守り神?] [うん、 鈴蘭は僕の妹なんだ] [鈴蘭神社には2つの守り神が居たの?]
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