第3章 鑑定部屋

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まるたろうの言葉が、直接みさとの頭の中にはいってくる。 思念で会話するといった方がわかりやすいだろう。 「おっと お譲ちゃん、オレ様の尻尾ひっぱるんじゃねえ‥。 昼寝してるんだからよ。ほっといておくれよ 」 「 おままごとして遊ぼうよ。  まるちゃんが子供で、みさとがお母さんね。 子供はお母さんの言うことちゃんときくんだよ 」 チッッ!! やなこった。 なんでオレ様が、子供とおままごとしなきゃならねえんだ と思ったが、多神子がぎっくり腰で あかりが買い物。 他に みさとの面倒をみる者がいない。 「‥しかたねえな、そのかわり尻尾と肉球さわるんじゃねーぞ。 あかりが戻ってくるまでだからな 」 「にききゅう??  わかんない 」 みさとはおかまいなしに、まるたろうを後ろから抱っこ しようとしたがうまくいかない。
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