第2章 新城多神子

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ここで言う 鑑定師とは、 自分の能力を使い 相談者を幸せに導くために助言したり、 施術を行なったりする人のことである。 スピリチュアルな能力(持って生まれた特殊な力) に長けた人や厳しい修行の末、 能力を身に着けた人達がいて、 もちろん持って生まれた能力があったにしても 修行は欠かせないが、 能力と言ってもいろんなジャンルがある。 スピリチュアル、占星術師、陰陽師、 祈祷師、結界師、タロット占い師、 霊能力者、巫女、預言者、前世占い、霊視、等々…。 自分の力(能力)を使って鑑定を行うが、 それぞれに得意とする専門分野があったりする。 たとえば  愛の鑑定師……男女間の恋愛を成就に導くのが得意。 金銭の鑑定師……世界中の金銭の流れを読み、 金運を引き寄せるのが得意。       幸せの鑑定師……個人の理想とする幸せに沿って 物事の流れを生み出し幸せを引き寄せる。 とかこんな具合だ。 多神子の場合、龍脈、龍神の研究 及び、 人々を幸せに導くという鑑定スタイルだが、 たいていの人は、お金があって愛する人がそばにいれば 幸せなのだ。 ただそこに至るための手段は無限にある。 そして、鑑定師への依頼が多いということは、 人の世に悩みは尽きない、ということだ。 注・龍脈とは……世界中に血管のように張り巡らされた 幸運エネルギーの通り道。 山脈や火山とも密接に関係する。        パワースポットと呼ばれたりもする。
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