第1章

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目指せタンドリー釜  家を作ってもらう時にお願いしていた石窯。夢が1つ叶った。毎日パンを焼きます。パイも美味しい。魚や肉の塊なんかも美味しく焼けちゃう優れもの。  もう1つ叶えたいなー。それはタンドリー釜。インド料理店で見てから欲しくて仕方なかったけど諦めていたもの。  だっていいお値段するし、何より古い一軒家の台所には置場所がない。   でもこの家ならば設置は問題ない。  欲しいなー。欲しいなー。  土で焼いた大きな釜に炭で加熱して調理するんだよね。集落で見た焼き物のは釜というか瓶。手で持てるサイズが一番大きい。そして俺に陶芸の才能はない。  師匠におねだりに行こうかな?集落の陶芸品を作ってるのはシュラ親子。  好物はトマトソースたっぷりの肉団子のピザ。  LLサイズで足りるかな?  移住して間もない頃に挑戦した陶芸だけど、失敗したり歪な出来だったりですっかり苦手になったミズキでした。
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