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水晶
『ミズキ、これやる』
「なに？あ、水晶？綺麗だねー」
『湖の底に転がってるんだ。綺麗なものとか好きだろう？』
「うん！本当に綺麗だね、湖の中で自然に研磨されたのかな？艶々だ」
『かなり深いところにあるから小人達では潜れないだろうな。ミズキが喜ぶかと思って拾ってきた』
「ありがとう琥珀、指輪にしようかな？」
『指輪？小人の番たちがつけてるやつだな？』
「そうそう。夫婦だよって印かな？」
『なに！それならもっと大きいのを見つけてくる！』
「十分大きいよ。ありがとう琥珀。大好き！」
『私も大好きだぞー！』
イチャイチャ。尻尾ブンブン。
『私はお邪魔だなー、昼寝しようかな』
ソファの背もたれに隠れながら昼寝決め込む珊瑚でした。
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