第1章

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チパチパ  なーんにもやることのないお昼過ぎ。  お腹もいっぱい、ぬくぬくだし窓から入る風も気持ちいい。  なので皆で優雅にお昼寝タイム。  ベッド右半分に俺、左半分に琥珀珊瑚真珠。  真珠のゴロゴロを聞きながらあっという間にスヤスヤー。 『うわっっ、え???』  ん?今の声は珊瑚? 『真珠、真珠ー!それ違うっ違うって』  琥珀も起きちゃった。見てみると……  珊瑚の脇腹辺りに抱きついてチッパチッパ吸い付いてる真珠が! 『寝ぼけてるのか、そこから乳はでないぞ?』 「真珠可愛いー!」 『いや、見てないで離してくれる?く、くすぐったいんだってー』  抱きつかれたままワタワタしてる。真珠に遠慮して強く出れないようで、ウヒウヒ変な声出してる。 『離してー…………ウヒヒ』 『がんばれー』 「琥珀も寝ぼけてない?」  平和なお昼でした。
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