第1章

33/105

3701人が本棚に入れています
本棚に追加
/105ページ
とあるシラタマの1日② (うまうまだー)  ミルク一気飲みです。チュッチューと飲んでお口の周りをぺろんぺろん。 「真珠、これも食べてみようね」  置かれたお皿には魚のほぐし身と出汁のたっぷりスープです。 (ミルクとちがう。甘い匂いしないよ?)  フンフンフンフン。 (なんだこれ?ペロッんー、なんだこれ?)  ペロッペロッペロペロ、アムアム…… (ミルクみたいに甘くないけど、なんかなめちゃう。なんかはいってるー)  グルグル、ウニャウニャ、ングング…… 「なんで子猫ってウニャウニャいいながら食べるんだろう?可愛いけどねー」 (まーま、これおいちー!)  離乳食デビューのシラタマでした。  
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3701人が本棚に入れています
本棚に追加