第1章

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とあるシラタマの1日③ 『真珠、ミズキはなんて呼んでる?』 (まーま) 『じゃあこっちとこっちは?』 (にーにと、とちゃー) 『なんでとちゃーになるかなー。パパって教えたのになー』 『大地の!お前か変なこと教えたのは』 『いきなりにーだのまーだのパーだの呼ばれて、なんのことかと思ったよ』 『面白いから人間風に呼ばせてみようかとね。なんでパパがとちゃーになったんだ?』 『パーって呼ばれたってミズキに話したら笑われたんだ!』 『子供達が父ちゃんって呼ぶからそう教え直したんだよ。で、とちゃー』 『ちなみに、お前のことはな』  足元をとんとんとする。 (だっちー!) 『う、うん。そっかー……』  皆に崇められてる大地の精霊殿は、モコモコにだっちーと呼ばれてます。
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